バイク始動不可(負圧ホース抜け)

昨年の12月にお買い上げいただいたばかりの、
KさんのJOG(3KJ)がエンジン始動できなくなりました。
現地に到着して、セルを回すと勢い良く回ります。
キックしても充分な踏み応えと、マフラーのテールパイプからの圧力を
感じます。
シート下のメンテナンスカバーを開けてみると、なんとキャブレターの
負圧ホースが抜けています。
エンジンがかかっている、いないに関わらず、クランクが回転すれば
キャブレターに負圧が生じます。
その負圧で燃料コックを開き、キャブレターにガソリンを供給するわけです。
負圧ホースが外れていると、キャブレターにガソリンが供給されません。
負圧ホースはキャブレターと燃料コックをつないでいて、
長さにも少し余裕がありますので、普通は抜けないものです。
しかし、交換したホースはキャブレター取り付け部分が、端から5cmほど
硬くなっていました。
ホースが硬化したことによって抜けやすくなり、少しずつ抜けたと
思われます。
負圧ホースに限らず、ゴムホースは早めの交換が一番ですね。


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